【徹底解説】和室を洋室にリノベーションしたくなったら見る費用ガイド

コラム
2019.12.25

【徹底解説】和室を洋室にリノベーションしたくなったら見る費用ガイド

古いマンションには寝室として和室が設けられている物件が多くあります。落ち着いて過ごせるなどのメリットもある和室ですが、畳にダニが発生するなどの衛生的な問題が気になる方や、よりスペースを有効活用したいという方には洋室へのリノベーションがおすすめです。ここでは和室を洋室に変更したい方に向けて、リノベーション費用を紹介します。

●和室を洋室に変える工事の内容

和室から洋室にリノベーションするには、床だけでなく壁・天井・収納スペースなどの部分に工事が必要です。どこに手を入れるかで費用は異なるため、以下で詳しく見ていきましょう。

 

▼畳からフローリングへの変更

6畳の畳をフローリングの床に変えるリノベーションには1030万円程度の費用がかかります。一般的な畳の厚さは4050ミリなのに対して、フローリングの厚さは12ミリ程度。そのため畳をフローリングに替える際には、床の高さを調整する「下地木工事」が必要です。フローリングの床は畳よりも冷えやすいため、下地木工事の際に断熱材を追加することで機能性を高めることも検討しましょう。

 

床材をカーペットなどにすると、フローリングの場合と比べて34万円費用が安くなります。

 

▼壁や天井を洋風にリフォーム

単に畳をフローリングに変更するだけでは、洋風のフローリングと和風のふすまや押し入れが部屋の中に共存することになり、雰囲気の調和が乱れてしまいます。部屋に統一感を出したいのなら壁や天井などにも手を加えましょう。

 

和室の壁と天井を洋風の壁紙に張り替える場合の費用は、68畳の部屋で1020万円程度です。また、ふすまを洋風の引き戸に付け替える場合には、建具本体と敷居の交換費用として815万円ほどかかります。

 

▼押し入れはクローゼットに変更

床・壁・天井以外に、手を加えておきたいのが収納スペースです。和室ならではの収納である押し入れや天袋をクローゼットに変更します。工事内容としては、「扉をものの出し入れがしやすい折れ戸タイプにする」「クローゼット内の湿気対策として調湿材を使用する」などが一般的です。

 

収納の変更費用は825万円程度が相場です。ここで一工夫しておけばリノベーション後の使い勝手が格段に良くなるでしょう。

●フローリングの材質にかかる費用は?

和室から洋室にリノベーションするなら、畳からフローリングへの変更は欠かせません。そこで意識しておきたいのが、フローリングの材質。フローリングの材質には大きく分けて、「複合フローリング」と「単層フローリング」が存在します。

 

▼複合(合板)フローリング

複合フローリングは、接着剤で張り合わせたいくつもの合板の表面に、天然木の薄板を張りつけた素材です。安価でありながら温度や湿度への耐性が強いという点が特徴で、色や柄のバリエーションが豊富であることも魅力です。価格は、1坪あたり40008000円程度が目安となります。

 

▼単層フローリング

「ムク」とも呼ばれる単層フローリングは、1本の天然の木から取り出した板を加工した素材です。断熱性が高いだけでなく、経年変化が楽しめるなど、より自然を堪能できるのが特徴です。単層フローリングは同種類の木材でも、グレードによって値段が異なります。高グレードの木材だと、1坪あたり2400036000円になるので予算に合わせて選びましょう。

●和室全体のリノベーション費用は75万円〜100万円台前後

和室から洋室にリノベーションするためには、フローリング・壁クロスの張り替え・収納や建具の変更といった工事が発生し、その費用は概算でおよそ75万円〜100万円台前後となるでしょう。

 

もちろん、工事の内容や選ぶフローリング材によって細かな費用は異なってくるため、自分たちの理想と予算をしっかり考え、業者ともよく相談したうえでリノベーションを計画することが大切です。

 

中古マンションや戸建ての和室を洋室にするリノベーションを検討中なら、設計から施工、チェックまでをワンストップでサポートするエニシコーポレーションにご相談ください。見た目はもちろん、住み心地や耐久性も考えたリノベーションをご提案いたします。